仕様
| RM-CGA28-40 | ||
| パラメータ | 仕様 | ユニット |
| 周波数範囲 | 26.5-40 | ギガヘルツ |
| 導波管 | WR28 |
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| 得 | 40 標準 | dBi |
| VSWR | 1.2 標準 |
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| 分極 | リニア |
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| インタフェース | 導波管/2.92-メス |
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| 材料 | Al |
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| 仕上げ | Pない |
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| サイズ | Φ625.0*434.9(±5) | mm |
| 重さ | 9.088 | kg |
カセグレンアンテナは、高効率の二重反射鏡アンテナです。その名称と設計はカセグレン望遠鏡に由来しています。主反射鏡(放物面鏡)と副反射鏡(双曲面鏡)で構成され、主反射鏡の焦点の上方に配置されます。
動作原理は以下のとおりです。まず、フィードホーンから二次反射鏡に向けて電磁波が放射され、二次反射鏡はこれを一次反射鏡に反射します。一次反射鏡はこれらの電磁波を平行かつ指向性の高いビームに集束させ、伝送します。この「折り畳まれた」光路により、フィードホーンを一次反射鏡の背後に設置することが可能となり、給電線の損失を大幅に低減し、メンテナンスを簡素化します。
このアンテナの主な利点は、高利得、低サイドローブ、コンパクトな構造(長焦点距離パラボラアンテナと比較して)、そして給電部と受信機を主反射鏡の背後に配置することで伝送損失を最小限に抑えていることです。主な欠点は、主ビームの一部が副反射鏡とその支持構造によって遮られることです。衛星通信、電波天文学、長距離レーダーシステムに広く使用されています。









