仕様
| RM-LPA032-9 | ||
| パラメータ | 仕様 | ユニット |
| 周波数範囲 | 0.3~2 | ギガヘルツ |
| 得 | 9 タイプ | dBi |
| VSWR | 1.2 標準 |
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| 分極 | 直線偏光 |
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| サイズ | 2034*840 | mm |
対数周期アンテナは、インピーダンスや放射パターンなどの電気的特性が周波数の対数で周期的に繰り返される、ユニークな広帯域アンテナです。その典型的な構造は、長さの異なる金属ダイポール素子を連続的に並べたもので、フィーダー線に交差接続され、魚の骨を思わせる幾何学的なパターンを形成します。
その動作原理は「アクティブ領域」という概念に基づいています。特定の動作周波数において、半波長に近い長さを持つ素子群のみが効果的に励起され、一次放射を担います。周波数が変化すると、このアクティブ領域がアンテナ構造に沿って移動し、広帯域性能を実現します。
このアンテナの主な利点は、非常に広い帯域幅(多くの場合10:1以上)と、帯域全体にわたる安定した性能です。主な欠点は、構造が比較的複雑で、利得が中程度であることです。テレビ受信、フルバンドスペクトルモニタリング、電磁両立性(EMC)試験、広帯域動作を必要とする通信システムに広く使用されています。









